食中毒を簡単な病気と考えてはいけません!

何か食べ物をたべたあとに、おなかが痛くなったり、はき気がしたりという経験がある方も多いのではないでしょうか。

一般的にそれは「食中毒」と呼ばれるものですが、みなさんは食中毒についてどれくらいご存じでしょうか。
食中毒とは、原因となる菌などがついた食べ物を食べることで起こる病気です。

症状としては下痢やおう吐、腹痛、発熱などがあります。

食中毒の症状はさまざまあり、軽い食あたりと呼ばれるものから、入院が必要になるほどの重症なものになると、命にもかかわることもあります。

その原因となる菌は、細菌、ウイルス、自然毒、寄生虫、化学物質などさまざまです。
それらの菌は、食べ物に付着していても、色が変わったりすることはなく、表面的な変化はほどんどありません。

食中毒は見た目で判断できないものなのです。

食中毒を起こす細菌は、特別な菌というわけではなく、土や水など自然や人の腸内にも存在しているものです。

食べ物を料理している間に、知らないうちに菌がついていたり、その食べ物を長い間そのままにしていたために、細菌が増えてしまうということもあります。
また、食中毒は食べ物に付着した菌からのみ感染するものではありません。

人や、ペット、ゴキブリやねずみなどからも感染する可能性があります。

おうちでペットを飼っている方や、家にねずみやゴキブリがいるかもしれないという方は十分に気を付けてくださいね。

食中毒は、気温が高くなる夏が最も食中毒の起こりやすい時期と思われがちですが、実は年間を通して発生しています。

フグや毒キノコなど、食べ物による食中毒については、キノコは10月ごろ、フグは冬にかけてが一番多く、季節とも関連していることがわかります。

夏だけが要注意というわけではありませんので、常に食中毒には注意しておくことが大切です。
食中毒にならないためには、食中毒の原因となる菌の特徴を知り、予防することがとても重要です。

予防策としては、まず、菌を付けないことです。

肉や魚、野菜などにはさまざまな菌が付着しています。

原因となる菌が他の食品や、調理器具などに移らないように気を付けましょう。

細菌の多くは低温で増殖を抑えることができます。

残り物は冷蔵庫で保存するなどし、肉や魚も買ってきたらすぐに冷蔵庫などで保存しましょう。
菌のほどんどは加熱すれば死滅します。

料理をするときは、食べ物の中までしっかりと火を通してください。

まな板や包丁なども洗剤でよく洗い、熱湯にかけて殺菌するとより効果的です。

さて、次からは食中毒の主な病気や症状について説明していきます。

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